福井の農業を応援する斎藤公認会計士事務所の斎藤です。
農林水産省から、平成26年産米の取引価格が発表されています。
報道もされていますが、米の全国平均での相対取引価格が、平成25年産米の14,752円(玄米60kgあたり)から2,537円下落して、平成26年産米は12,215円となっています。福井のコシヒカリも同様に、平成25年産米の15,226円から2,127円下落して、平成26年産米は13,099円となっています。
米の価格が2,000円も急激に下落しており、農家及び農業法人の経営は厳しい状況に追いやられていると想定されます。
当該価格の下落に対応し、所得を維持もしくは拡大するためには、コスト削減、例えば、大規模化による生産コストの削減や種苗費、肥料費の見直しなどが必要となります。
しかしながら、当該見直しも急に行うことができるわけでもないことから、どのようにこの苦境を乗り切っていくか農業経営者に手腕が求められているのではないでしょうか。
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